SMご主人様として調教ブログを運営してM女を募集するのは難しいです。
しかし出会い系の中の日記であれば数記事でもM女からアプローチがあることがあります。
とはいえその内容によっては全くといっていいほど反応がないこともあります。
特にダメな日記というのは「私の考えるSMとは」のようなSMを考察する記事を乱発してしまう日記です。
こんな日記を書いていてはたとえ出会い系でもM女と出会うことなどできません。
「SMとは」と書きたい気持ちはよく分かる
SMが好きな人、特にご主人様としてM女を調教したい人は「SMとは」と語りたくなるものなんです。
これはすごく良く分かります。リアルなSM経験がない自称SMご主人様だったときの私もそうでしたから。
「主の考えるSMとは -(省略)- つまり主従関係とは「従」が「主」の存在を認めて初めて成り立つものなのである。ご主人様とはいえ実は支配しているのは「従」であるM女のほうなのかもしれない…」
みたいなことを書きたくなるんですよね。教養のあるサディストと思ってもらえそうですしね。SM調教の経験なんかなくても一端のご主人様な感じが演出できた気になるんです。
ちなみにさっきの例文は私が最初の頃に書いていたブログの一部です。中学二年生が書いた闇のポエムみたいで寒いですね。
でも書いている本人はこういうのがM女にはウケると思っていたのです。その勘違いのせいでいつまで経ってもM女と出会えませんでした。
女の勘を舐めてはいけない
いつも痛めつけられる側のM女に対して私たちは無意識のうちに鈍感なイメージを抱いているかもしれません。
しかし女の勘を舐めてはいけません。SとかMとか関係なく女性は男性の本質を見抜くものです。それも無意識の直感で。
なのでさっきのポエムのように「SMとは」などと語り始めてしまうと、SM初心者の女性でさえ「この人は妄想を語っているだけだ」とすぐに気づくのです。
私がかつて調教していた人妻が出会ってから2年ほど経ったときに何気なく「最初に会った頃ってあまり経験なかったでしょ?」と聞いてきたことがありました。
なぜそう思うのか聞いたらSMについて語っている内容に具体性がなかったからと言われました。自称SMご主人様ということがモロバレしていたのです。
ではなぜその人妻は私と長年一緒にいてくれたかというと単純にセックスの相性が良かったからです。SMはオマケみたいなものだったのです。
その話をされてから私はその人妻を調教できなくなりました。こちらの弱い心を見透かされているような感覚が常に生じてしまうようになったからです。
その後は単なるセフレのような関係となりやがて自然消滅しました。
自分がSM調教をするようになると自称ご主人様は見抜ける
今、自分がリアルでSM調教をするようになって、経験のない自称SMご主人様の文章は一発で分かるようになりました。
「SMについての主の考察…」のような記事ばかりのブログを見ると妄想を書いているだけだとすぐに判断できます。
またSM掲示板などを見ていてもそのほとんどが経験のない自称のSMご主人様だということが分かります。
そんな自称SMご主人様がM女や彼女を調教したいという男性に上から目線でアドバイスをしている様子は滑稽ですらあります。
それと同時に昔の自分を見せられているようで恥ずかしい気持ちにもなります。
SMご主人様を目指す人に知っておいてほしいことは、男が読んで気持ち悪いと感じる文章は女が読むとその10倍は気持ち悪く感じるということです。
「SMとは」という文章はオジサン構文でしかないということを忘れてはいけません。
SM日記に何を書けば良いのか?
ではリアルな調教の体験がないSMご主人様は日記に何を書けば良いのでしょうか?
それはSM調教の報告です。
実際にしている人たちのブログを参考にそれと似たような感じで書くのです。もちろん妄想日記ということになりますが…
最初はそれでも良いのです。
コツとしては何度も説明している通り「SMとは」のようなポエムな考察を入れないことです。
プレイの内容を淡々と記述していけばよいのです。
こういった日記を書くことはリアルでM女を調教をするときのアイデアや段取りにも役立ちます。
イメージトレーニングのようなものです。
くれぐれも「主の考えるSMの本質とは」などと書かないでください。
経験のない自称SMご主人様ということが一発でバレてしまいます。