SMとしての寝取られ(NTR)

寝取られもSMプレイの一つとなります。

しかし世間一般の寝取られとSMとしてのそれは少し違います。

一番の違いは貸し出すときの心理です。

なぜ寝取られは興奮するのか?

一般的な寝取られでは妻や彼女といった恋愛パートナーを貸し出します。

そして他の男に抱かれ快楽に酔いしれる姿を見て嫉妬し興奮するのです。

貸し出す夫や彼氏が興奮するのは前提としてパートナーに対する恋愛的な愛情があるからです。

その愛情があることで「他の男に奪われるかもしれない」という危機感が生じ、それが性的興奮へとつながるのです。

人間の脳はそういった危機を感じる場所と性欲を感じる場所が近い(一部は重なる)ため寝取られによって興奮するのです。

つまり人間のオスは本来寝取られ気質を多少なりとも持っているということです。

最近ではNTR掲示板などで「妻を寝取ってください」といった書き込みも盛んですが、これなどは寝取られが特殊な性癖ではないことの証拠といえるでしょう。

SM調教としての寝取られ(NTR)

SM調教の一環としても寝取られは行われますが、この場合はさきほど説明したものとは趣旨が異なります。

貸し出すご主人様が嫉妬をして興奮するためではないのです。

もちろん可愛がっているM女が他の男に抱かれれば嫉妬も興奮もしますが、それをM女に伝えてしまったら主従関係が成立しなくなります。

SMの寝取られはM女がご主人様の所有物であるということを確かめるために行うのです。

つまりM女が誰とセックスするか決めるのは本人ではなくご主人様であるということを確かめるのです。

ご主人様が指名した男性とセックスをさせられることによって自分がマゾ奴隷であるという認識を持たせるために行うのがSMでの寝取られです。

M女の探し方(どこで知り合うか)

罰を与えるための寝取られ

それともう一つのSMでの寝取られとしてオーガズムや感じることを禁じたうえで行うというパターンもあります。

貸し出されたM女はご主人様の目の前で他の男とのセックスをしますが、感じることは禁じられます。

ご主人様以外の責めで感じることは許されないのです。

しかしほとんどのM女はどんなに我慢しても何らかの反応をしてしまうものです。

オーガズムに達してしまうこともあるでしょう。

そうなってしまったときに罰を与えるのです。

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寝取られをするときの注意

寝取られをする上での注意事項としてはまずM女とご主人様の関係を考慮しなければなりません。

プレイ中だけでなく日常生活でもM女がご主人様に絶対服従を誓っていてどんな命令にも従うという関係性であれば、何も言わずに寝取られをして大丈夫でしょう。

しかしそこまでの関係性でないのなら本人の断りなく寝取られをさせるのはかなり危険です。

どんなに辛いSM調教に耐えられるM女であっても寝取られだけは精神的ショックを受けて立ち直れなくなることがあります。

相手が大好きなご主人様だから耐えられるというM女は多いのです。

寝取られはたとえクンニをさせるだけであってもSM調教以上に精神的負担は大きいというM女もいます。

赤の他人が入ってくるということは他のSM調教とは全く違う種類の行為だという認識は忘れないでください。

M女を単独男性と2人きりにすると起こること

寝取られをするときは掲示板などで単独男性を募集することも多いと思います。

このときの注意としては単独男性とM女を2人きりにする時間を絶対に作らないことです。

たとえトイレに行く数分でも2人きりにするべきではありません。

なぜなら寝取られに応募する単独男性というのはセフレすらいないことが多く、がっついているのでM女とこっそり連絡先を交換しようとする人が多いからです。

そしてM女は連絡先を教えてしまいますし、呼び出されたら会いに行ってしまいます。

なぜならそれすらもご主人様が仕組んだ演出と考えてしまうことがあるからです。

こっそり単独男性に会いに行ってセックスをしている途中でご主人様が出てきてお仕置きされるパターンだと勝手に考えてしまうのです。

色々なプレイをさせたM女ほどこういった思考を働かせがちです。

くれぐれも2人きりにさせないよう注意してください。

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